新NISAの始め方|全手順をわかりやすく解説

投資コース

2024年1月、新NISAがはじまりました!
皆さんはもう始めてますか?

私(管理人S.S)は、この度のポジティブな旧NISAからの改正に魅力を感じ、重い腰をあげました。

そこで、慎重な性格の私が新NISAを始めるにあたり、本やブログ、Youtube、SNSを何十時間も調査して辿り着いたおすすめの始め方を公開します。

何十時間も調査したくない方、新NISAを始める全手順をサクッと知りたい方は参考にしてみてください。

結論として、新NISAは次の4ステップで始めると効率的です。

  1. 手続き前の準備
  2. 新NISA口座開設と初期設定
  3. 新NISAつみたて投資枠で投信積立
  4. 新NISA成長投資枠で投信積立

順番に説明していきます。

1.手続き前の準備

まずは新NISAをどこの証券会社で始めるか、決める必要があります。

私が調査した結果、おすすめは「SBI証券」です。
次点で(楽天商圏の方には)「楽天証券」を推奨します。

というわけで1番おすすめできる、SBI証券でNISAを始める前提で説明します。

上記のように、細かい理由は余計な混乱を生むため、割愛していきます。

Oliveアカウント開設

SBI証券で新NISAを始めるなら、北村匠海さんや吉高由里子さんのテレビCMでお馴染みの、「Olive (オリーブ)」アカウントを開設しましょう。

Oliveとは、三井住友銀行の口座、クレジット、デビット、ポイント払い、保険、証券が、1つのアプリでまとめて管理できる三井住友銀行のサービスです。

SBI証券では、Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)で投資信託を積立ると、お得にポイントを貯めることができます。

ポイントサイト経由で申し込もう

ご存知の方も多いと思いますが、ネット上の各種申込は、ポイントサイトを経由して申込とお得です。

私が愛用するおすすめのポイントサイトは「ハピタス」です。

2024年3月現在、ハピタスを経由して新NISAを始める際に利用するサービス(以下参照)に登録すると、計11000pt(1pt=1円)を獲得できます。

  1. Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード発行):3000pt
  2. SBI証券:8000pt

ここまでのおさらいと詳細手順

(1)「ハピタス」に登録する。

(2)ハピタス経由で「Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード発行)」に申込。

(2)の全手順
  1. ハピタスにログインする。
  2. ハピタスWebサイトの検索窓に「Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード発行)」と入力して検索する。
  3. 「Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード発行)」の案件をタップ(クリック)する。
  4. 「ポイントを貯める」をタップ、「Olive」Webサイトへ遷移する。
  5. 「Oliveアカウント」を申込。

申込後、約2週間でカードが届きます。

申込手順の詳細は、Olive公式Webサイト「お申し込みの流れ」で確認できます。

尚、発行カードの券種は、「一般・ゴールド・プラチナプリファード」の3つから選択する形になります。

Oliveカード

ちなみに、私はゴールドを選択したので、絶賛100万円修行中です。

2.新NISA口座開設と初期設定

「Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード発行)」と同じ手順で、SBI証券にNISA口座を開設します。

  1. ハピタスにログインする。
  2. ハピタスWebサイトの検索窓に「SBI証券」と入力して検索する。
  3. 「SBI証券」の案件をタップする。
  4. 「ポイントを貯める」をタップ、「SBI証券」へ遷移する。
  5. 「SBI証券」の口座開設を申込。

申込後、約1~2週間で「NISA口座開設審査完了のご連絡」が、SBI証券WEBサイト内のメッセージボックスに届きます。

申込手順の詳細は、SBI証券公式Webサイト「NISA口座開設の流れ」で確認できます。

初期設定

SBI証券の管理画面を開き、次の動画(52分19秒)を視聴しながら設定していくと効率的です。

絶対に設定しておきたい重要項目は以下でも設定の流れを解説しています。

銀行口座と証券口座に入金

「Olive(三井住友銀行の口座)」と「SBI証券口座」に入金しておきましょう。

私はとりあえず初期に、Oliveに130万円、SBI証券に170万を入金しました。

配当金受領サービス

配当金受領サービスを「株式数比例配分方式」に設定する。

管理画面の「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「お取引関連・口座情報」→「配当金受領サービス」の「変更」→「株式数比例配分方式」を設定。

電子交付サービス

管理画面の「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「各種サービス」→「電子交付サービス」の「変更」→全て「電子交付」に設定。

メインポイント設定

管理画面の「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「ポイント・外部ID連携」→「ポイントサービス」の「ポイントサービス詳細はこちら」→貯めるポイントを設定。

私はVポイントを設定しました。

クレジットカード設定

管理画面の「取引」→「投資信託」→「クレジットカード」からOliveクレジットカードを設定。

3.新NISAつみたて投資枠で投信積立

管理画面の「取引」→「投信」→「ランキング」から購入する投信の「積立」をタップ→決済方法「クレジットカード」、NISA枠ぎりぎり注文「レ点」をチェック、毎月積立る金額を入力します。

ちなみに、新NISAつみたて投資枠は最大120万円/年です。

私は毎月10万円の設定で、「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を積立ています。

4.新NISA成長投資枠で投信積立

管理画面上の「取引」→「投信」→「ランキング」から購入する投信の「積立」→決済方法「現金」、NISA枠ぎりぎり注文「レ点」をチェック、積立コースと申込設定日を選択、積立金額を設定します。

ちなみに、新NISA成長投資枠は最大240万円/年です。

私は、毎日5000円の設定で「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を積立ています。

新NISAの始め方まとめ

新NISAを徹底調査した結果、私が辿り着いたおすすめの始め方を簡潔に紹介しました。

実践した結果、難しい手続きはないとわかりました。

ただ、「全て理解できたか」を確認するのに、私は時間を要しました。

本記事が新NISAを始める方の時短に繋がれば幸いです。

私の新NISAでの投資戦略(余談)

私が投資対象に「オルカン」と「S&P500」を選んだ理由は、「心穏やかに積立てを継続できる」と確信したからです。

アメリカのGDP(国内総生産)は、中国とインドに抜かれると予測されています。
しかし、優秀な人材は今後もアメリカに集まり、米企業が世界経済を牽引していくことでしょう。

私は、米株(米企業)が10年~20年後に今より上昇していると期待しています。

また、成長投資枠(240万円/年)をフル活用しないのは、予期せぬ下落(好機)時に追投資する余力を残しておくためです。

最終的な投資判断は自己責任で行ってください。