座喜味城跡に行ってみた!見どころは?ミュージアムと鶴亀堂ぜんざいも寄るべき
読谷村にある座喜味城跡に行ってきましたのでレビューします。
座喜味城は、1416年(1422年説もあり)に築城家として名高い読谷山按司護佐丸(ゆんたんあじごさまる)が築いた「続日本100名城」に選ばれているお城です。
私が過去に行った首里城や今帰仁城跡などと共に、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産にも登録されています。
美しい石造アーチ門は必見の価値あり!
ミュージアム(ユンタンザミュージアム)も併設されいるので、読谷村がどんな場所かよくわかりますよ。
それでは、座喜味城跡とユンタンザミュージアム、座喜味城跡の向かいにある鶴亀堂ぜんざいに行ったので、それぞれ詳しくご紹介します。
座喜味城跡の見どころ
座喜味城跡の見どころはミュージアムの公式ページがわかりやすので、チェックしてみてください。
以下では、駐車場から座喜味城跡(城壁)までの道中と、私の個人的主観に基づく座喜味城跡の見どころをお伝えします。
まずは駐車場近くにある「高倉」。
沖永良郡島にあったものを民俗資料として移築したものだそうです。
現代的な補強がされているのは台風対策でしょうかね。
高倉の横には立派なガジュマルもあります。
暗くて分かりずらいですが、ミュージアムの前にはサトウキビを搾る道具「サーターグルマ(砂糖車)」が展示されています。
また、洗骨後の骨を収める厨子甕(ずしがめ)もズラリと陳列されています。
城壁への道中は坂道ですが、木々に囲まれているので歩きやすいです。
地元民のお散歩コースとしても人気のようで、隣接する公園側から歩いてくる人をチラホラ見かけました。
駐車場から歩いて数分(3分ぐらいかな)、二の郭(外側城壁)アーチ門が見えてきました。
カッコいい!
積石の隙間から生える草が、なんともいえない味になってますね。
アーチ門はココと奥と2つあるのですが、奥は階段が長いので、記念撮影のポイントとしては、こちら(最初の門)の方が良さそうですね。
二の郭アーチ門をくぐると、目と鼻の先に一の郭アーチ門があります。
ちなみに、一の郭アーチ門は復元されたもので、二の郭アーチ門はほぼ当時のものを修復したものだそうです。
座喜味城跡には、見えている一の郭アーチ門をくぐらずに城壁沿いを左に行くと、敵を袋小路に追い込むための武者隠しがあります。
戦のためのお城だというのが分かりますね。
復元した二の郭アーチ門も良いですね。
ジブリ感満載!
綺麗な芝で寝転がりたくなりますね。
幅16m、奥行き14mの建物跡。
護佐丸が本場所に居城していたかは不明ですが、どんな建物だったか気になりますね。
さあはしご(階段)を登り、城壁上に上がり、最上部へ。
気持ちいい!
ご覧ください緑豊かな読谷村の絶景。
ココが終点。
「いっちぇ〜ならんど〜」・・・との注意喚起。
いってはだめだよという意味だそうです。
ユンタンザミュージアムはどんなところ?
ユンタンザミュージアムでは、読谷の自然、歴史、文化について、写真や映像、文化財を通して知ることができます。
もちろん、座喜味城跡についても模型で紹介されていました。
私は座喜味城跡だけに関するミュージアムだと思っていたので、滞在する読谷のことも知ることができて良かったです。
ミュージアム入場料は、村外の個人(高校生以上)500円です。
ミュージアムでは、沖縄戦時に防空壕として使われていたガマ(鍾乳洞)やお墓のジオラマ、人間国宝の故・金城次郎氏の作品も見れるので、座喜味城跡に来たら寄ってみる価値ありですよ。
鶴亀堂ぜんざいは美味しい?
鶴亀堂ぜんざいは、座喜味城跡入口の目の前にあります。
到着時はもう少し並んでいたのですが、座喜味城跡を見て帰ってきたら、一人しか並んでいませんでした(チャンス!)。
どれも美味しいそうですが、実物を見たところ、映えるのは三色みぞれですね。
私が頼んだのは沖縄っぽさ溢れるパープルダイナマイト。
甘すぎない大人味でとても美味しかったです。
妻はカルアみるくぜんざいを頼んだのですが、こちらも美味しかったそうです。
一つ一つ丁寧に作っておられたので、混んでいると多少待つと思いますが、座喜味城跡を観光の際は是非召し上がってみてください。
ちなみに、テイクアウトのみでの販売のようです。
まとめ
座喜味城跡の見どころとユンタンザミュージアム、鶴亀堂ぜんざいについてご紹介しました。
座喜味城跡だけ行くなら所要時間は30~40分、ミュージアムを見て、鶴亀堂ぜんざいで食べるなら1時間半ぐらい見ておけば良いと思います。
回り方は、
- ユンタンザミュージアム
- 座喜味城跡
- 鶴亀堂ぜんざい
の順番に行くことをおすすめします。
ミュージアムで座喜味城跡の見どころ・構造をチェックしたり、読谷の歴史、文化を先に知っておくと、座喜味城跡に行った際に見える(感じる)ものが全然違うと思います。
ミュージアムと座喜味城跡を見学したら、次の観光地へ行く前に鶴亀堂ぜんざいで一休み。火照った身体に質の良い氷がしみわたります。
1人で2つ食べている人もいましたよ!
夜にはライトアップもする座喜味城跡。
読谷村に宿泊する際は、ミュージアムで読谷の歴史や文化がわかるし、城壁最上部から読谷村の街・緑・海を見渡せるので、旅の始まりに行くことをおすすめします。